いろいろな雑学・タブー 「やってはダメ!」には理由がある ~いろんな「業界」編~

そんなルールがあるの!?「業界」の雑学・タブー

旅行代理店における「三禁句」とは

旅行代理店は、新婚旅行や熟年旅行、夫婦やカップルの利用が多いですね。
そこで使ってはいけない言葉が「切れる」「別れる」「離れる」の三禁句です。

例えば、海外旅行を見つけにきたお客様にパスポートの期限を確認するときなど「パスポートは期限が切れていませんか?」はタブーです!

「パスポートは有効期限内でしょうか」「期限をご確認ください」などといい換えるようです。

さらにガイド中など「ここからは2つのグループに分かれて行動します」とか「この先の道は危険ですので離れてください」なども禁止です。

実際にその言葉を聞いて不快に思う・気がつくお客は少ないとは思いますが、一部の企業では社員を指導し、使ってしまった場合の罰則を設けているところもあるといいいます。

デパート・百貨店のいろいろな隠語の秘密

デパートや百貨店では、言葉づかいに品格が求められていて、お客様の前ではある言葉について隠語が用意されています。

まず1つめは「トイレ」、「突きあたり」「遠方」というようにしています。「少し突きあたりに行ってきます」「遠方に行ってきます」などの言葉を使い、上司や同僚に断ってから持ち場を離れるようにしています。

2つめは「食事」、「いちばん」「喜左(きざ)」「有休(ありきゅう)」などの隠語を使うそうです。

最後に「万引き」、「赤井さん」「川中様」などといい換え、「川中様が2階に起こしです」のように使うという。
事前に不審者を察知した際には、万引きの前に「桃井さん」も使います。

ファミリーレストランなどにおける隠語の秘密

ファミレスでは、食事をされるお客様に失礼のないように、挨拶から注文のとり方まで、その会話の多くがマニュアル化されています。

中でも厨房などに出没するゴキブリの呼び方もマニュアル化されています。あるチェーン店ではゴキブリを「太郎君」と呼び、従業員やアルバイトに対応させています。

実際に「ゴキブリがいたよ!」「えっ?どこですか?」なんていう会話を、食事中のお客様に聞かれた日には、店のイメージダウンに直結してしまいますね。

中にはゴキブリを見つけてしまったお客様へは、食事代をタダにするという店があったことも聞いたことがありますが、半分都市伝説かと…。それくらい気をつかっているということですね。

ナンバープレートに使わない「ひらがな」タブー

自動車のナンバープレートには車両の登録地域のほか、クルマを識別するための数字とひらがなが記されていますね。

ひらがなは、濁音・半濁音を除き全部で46文字ありますが、その中でもナンバープレートに使われない文字が「お」「し」「へ」「ん」の4文字となります。

「お」・・・「あ」と形状が似ているため
「し」・・・「死」を連想させてしまうため
「へ」・・・「屁」を連想させてしまうため
「ん」・・・いいにくい

といった理由があります。確かに取締のときに、警察官が「への123」などと無線でいっているのを聞いてしまうと、さまになりませんね。

他には「ゑ」「ゐ」などの歴史的仮名遣いのものもなんばプレートには不適切とされています。

富士山への接近がタブーなパイロットの謎

東京から西日本へ飛行するときには、富士山の近くを飛ぶことがありますね。
そのとき「富士山にあまり近づきすぎてはいけない」というパイロット間の常識があります。
とくに、晴れた日に近づくのはタブーとされています。

乗客としては、せっかく富士山の近くを飛行するのだから、近づいてくれた方が絶好のシャッターチャンスとなりますよね。しかしそれがタブーであるのは、富士山上空では事故が起きやすいからです。

富士山のような独立峰の上空では乱気流が発生しやすく、巻き込まれてしまうといくら大型旅客機でも機体への衝撃が大きくなります。乱気流は肉眼では確認しにくいので、晴天時ほど見えないからといって近づいてしまう可能性があるのでタブーとされています。

実際に、1966年3月5日には、イギリスBOACボーイング707が富士山上空の乱気流に巻き込まれ、機体がバラバラになり墜落する事故が発生しています。

理由はもう一つあり、近づきすぎで富士山が手に取るように見えると、乗客がいっせいにそちら側の窓へ移動し、飛行機の重心が傾いてしまうことで安全飛行ができなくなる恐れがあるからです。

意外と知らない「業界」の雑学・タブー

みかんのネットを赤色以外にするのはタブー

ニンニクやオクラ、みかんなど、スーパーに陳列されている野菜や果物はネット入りで売られていますね。

ニンニクは白、オクラは緑、みかんは赤いネットといったように、商品ごとに色が決められています。これにはどんな意味があるのでしょうか?

中でもみかんを例にしてみると、みかんを赤いネットに入れたものと、ネットに入れないものとを比較した場合に、その見た目にはっきりとした違いを見ることができます。

赤いネットに入れたみかんは、そのままのみかんよりも、赤みがかかって熟れた感じに見えます。また、別の色のネットに入れた場合には、例えば黄色のネットではみかんの熟れた赤みが薄れてしまい、あまり美味しそうに見えません。

これは「同化現象」という言葉で説明ができ、ある色が周囲や背景の影響を受けて同じような色調に見える減少のことで、視覚的な錯覚を起こさせていると考えていいと思います。

赤いネットに入ったみかんが、より濃いオレンジ色に見えるように、明るい色をより明るく、暗い色がより暗く見える同化現象を引き起こしているためです。

ニンニクやオクラにも同様のことがいえますが、巧みな視覚効果が仕組まれており、消費者側からすれば、鮮度を判断しにくいというデメリットもあります。

そもそも人間の視覚は錯覚を起こしやすいことを念頭に食材を選びましょう。

デパートの催事が1週間単位である謎

デパートには昔から、普段売っていない商品を催事場である最上階に行けば買えることがありますね。

各都道府県の「物産展」や「有名レストランのデザート展」などを企画し、最上階にお客を集め、上階から降りていきながら各階の売り場を見て歩く「シャワー効果」を狙い新しい顧客層の開拓に主眼を置いています。

ところで、この催事がなぜ1週間単位であるかというと、もともとは1週間に1度の定休日に搬入・搬出をするからであり、そのための什器もレンタルが1週間単位であるからだというのがその理由です。

今では、什器のレンタルが1週間単位であるから、催事も1週間単位であるという変化を見せています。

機内の湿度を高くするのはタブー

私もよく出張などで飛行機を利用しますが、必ず目や喉、肌が乾燥しカサカサになってしまいます。なぜなのでしょうか。

機内は温度管理はしっかりしているのに、その湿度は20%以下であるといわれています。湿度20%となると砂漠と同じような環境となります。これは飛行機の温度管理システムに関係しています。

飛行機が飛んでいる高度1万メートルでは、その気温がマイナス50℃の極寒の世界となります。にもかかわらず、機内の温度が適温に保たれていますね。ただそこで問題となるのが高温の空気が冷える時に起きる結露現象です。

結露によって、機内に余計な水分が多発してしまうと、温度調節がうまくいかなくなり、水分によって部品が錆びたり配管が塞がれてしまったりする恐れがあります。

なので、それを避けるために、温度管理システムには同時に水分除去装置が取り付けられています。なので、機内では乾燥してしまうのですね。定期的な水分補給や保湿効果のあるマスクなどで対応しましょう。