宇宙を思い浮かべる⑩「太陽表面のさまざまな現象」

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太陽表面の現象

フレア

太陽の活動が活発なときに、コロナで起きる爆発現象がコロナです。

活動領域の磁場に蓄積された磁気エネルギーが磁力線の再結合によって解放される現象だと考えられており、熱エネルギーや運動エネルギーを注入されたコロナガスは100万Kを超す高温まで加熱されます。

フレアが発生すると、X線や電波が強く放射されるだけでなく、高エネルギーに加速された電子も放出され、惑星間空間に磁気嵐を起こします。

黒点

太陽表面に現れる黒い斑点は、巨大なものは肉眼でも見えるために古代から知られていたとも言われています。半暗部に囲まれた暗部では垂直の強い磁場が集中していて、S極とN極が対で現れます。

光球部から浮上した磁場線が内部の高温プラズマの上昇を抑え、周囲の光球面より2000K程度低温になっているため、相対的に暗く見えるのです。

黒点付近には白斑も発生し、ともに太陽表面の活動領域の指標となります。

彩層とプロミネンス

皆既日食時に赤く輝いて見えることから名付けられた彩層は、光球よりもやや高温の希薄な中性水素原子の大気です。

10000Kの彩層の中では、スピキュールと呼ばれるジェット現象などの活動が見られ、磁場がコロナにエネルギーを伝える重要な領域となっています。

彩層のガスが磁力線ループに支えられて高温のコロナの中に浮上しているのがプロミネンスです。光球面上では可視光を吸収して暗いフィラメントとして見えます。

コロナ

 

皆既日食時に淡く広がって見えるコロナは、非常に希薄な大気層となっています。

光球面からの光子の散乱で見える可視光では太陽本体の100万分の1ほどの輝度しかありませんが、100万K以上の高温であるためX線では光球面よりも明るくなっています。

コロナが太陽表面よりもはるかに高温まで加熱されていことは太陽物理学の大きな未解明問題で、フレア爆発や磁カ線の振動など、磁気的なメカニズムが重要だと考えられています。

月食予定

年月日種類見られる場所
2018年1月31日皆既見える
7月28日皆既見える(月入帯食、一部では部分月食)
2019年1月21日皆既見えない
7月17日部分一部で見える(月入帯食)
2021年5月26日皆既見える(月入帯食)
11月19日部分見える(月入帯食)
2022年5月16日皆既見えない
11月8日皆既見える(一部で月入帯食)
2023年10月29日部分見える(月入帯食)
2024年9月18日部分見えない
2025年3月14日皆既一部で部分月食が見える(月入帯食)
9月8日皆既見える
2026年3月3日皆既見える
8月28日部分見えない
2028年1月12日部分見えない
7月7日部分見える
2029年1月1日皆既見える
6月26日皆既見えない
12月21日皆既見える(月入帯食)(月入帯食)
2030年6月16日部分見える(月入帯食)