いろいろな雑学・タブー 「やってはダメ!」には理由がある ~世界編~

日本とは一味違う「世界」の雑学・タブー

 

「666」が忌み嫌われる理由とは

「666」が忌み嫌われているのは、「獣の数字」として

思慮ある者は獣の数字を

解くがよい。それは人間の名を指す数字である。その数字とは666である。
(『新約聖書』「ヨハネ黙示録」13章18節より)

という言葉にもとづくものです。

666がなぜ獣の数字かというと、西洋の字画が関係しており、日本でも字画で姓名判断を行いますが、西洋にも同じように字画のようなものがあります。

ギリシャ文字では、α=1、β=2、γ=3のように数字の代用にしたり、ローマ数字では、X=10、L=50、C=100などアルファベットを用いますね。そこから綴りをもとにこの名前は何画だという、数字で表すことができます。

西洋数字画によると、キリスト教徒を弾圧したローマ皇帝ネロの字画が666になります。そこから666は獣の数字といわれるようになりました。

字画が666になる有名人として、ヒトラーがいたが、アルファベットを入れ替えたりしてかなり強引な計算を行って666を出しているので、そういった獣となりうる有名人を無理やり当てはまるための「数字遊び」であった感もありますね。

女性が「ヴェール」をかぶらなければいけない理由

戒律の厳しいサウジアラビアでは、旅行に行った日本人でも女性は全身を覆う黒い服を身に着けなければなりません。
イランでも女性はスカーフを着用しなければならないというルールがあります。

これは、イスラム教徒の女性に「ヒジャーブ」というヴェールを着用する習慣があるからですね。

イスラム教国へ行ったり、現地の映像が流れたりすると、髪と顔を覆い、目だけを出したり、髪と首だけを隠している女性がいたりと、覆い方には違いがありますが、ほとんどヴェールを着用しています。

イスラム社会では、露出度の高い服を着た女性はモラルに反するとされ、ヴェールを着用することは、みだりに男性を誘惑しない「きちんとした女性」であるという自己証明であるといえます。

夫の立場で見れば、パートナーがヴェールを着用していることで安心でき、自分のパートナーは貞淑であると証明され体面を保つことができます。
ただし、女の子(こども)はヴェールを着用しなくてもいいそうです。

器を持って食事をする日本人が非常識になる国がある

日本では、食事をするときに、主にごはんを食べる際には茶碗をもって箸で食べる、という器を手に持つことが当然の文化の中にいます。

しかし、東アジアの国々、中国や韓国では、この器を持つ行為が作法違反になるという。

中国や韓国でも、ごはんは茶碗に盛り食べるのは日本と変わりないですが、そこから先が異なります。

その国々では、スプーンでご飯・スープをすくい、器を持たずに口元まで運びます。箸はおかずを食べる時に使うとされ、ごはんを食べる時には使わないようです。

そのような国から見れば、器を手にして食事をする日本人が下品で野卑な行為に見えるのだそうです。不思議ですね。

ちなみに、東アジアで器を手にして食事をする国は日本と台湾くらいなのだそうです。

赤ワインは常温ではウソ!?

白ワインは冷やし、赤ワインは常温でが常識となっていますね。

赤ワインを冷やしてはいけないのは、その特徴である香りが冷やすことで飛んでしまうからなのです。

フランスでは、赤ワインを飲む1日~2日前に部屋に立てておき、ワインの中の澱をビン底に沈め、室温になじませることをしています。

そのフランスの常識を日本で行うと、意外な落とし穴があり、それは「室温」の差であるという。

フランスパリは、東京や大阪とはより気温が低く、間隔としては北海道と同じくらいと思ったほうがいいです。
赤ワインの適温は15~16℃、最高でも18℃くらいです。

日本では室温が20℃以上になることが珍しくなく、そんな室温で管理した赤ワインに鼻を近づけただけで、発散したアルコールの匂いにムッとしますし、口に含むと「生ぬるい」と感じるだけでしょう。

「赤ワインは常温=室温で」と勘違いしていると、せっかくの赤ワインが台無しになってしまいます。「赤ワインはフランスの室温で」が正解ですので、その認識で赤ワインの本当の味わいを楽しんでください。

お付き合いするときに相手の姓を尋ねる韓国恋愛事情

韓国ではナンパするときに、まず相手の姓を尋ねることはおかしなことでもなんでもないのです。日本ではまずありえないですよね。

これは韓国の伝統的なタブーと関わりがあり、「同性同元不婚」という昔からのしきたりがあります。要するに、同じ姓でかつ本貫(出自が同じ)であったら、結婚はできないというしきたりです。
※近親相姦を避けるためらしい

ただしそれだと性の種類が限られている国、韓国では、例えば「金さん」同士の結婚を全てタブーにしてしまうと選択肢が激減してしまうので、同じ姓かつ本貫が同じ場合に結婚はできないとしています。

始祖のルーツで言えば、金海伽耶の王族をルーツとする「金海金さん」、慶州の新羅王族をルーツとする「慶州金さん」などがあり、「金海金さん」同士の結婚はダメですが、「金海金さん」と「慶州金さん」はOKであると出身地によっての「金さん」グループで判断されます。

今では「同性同元不婚」を定めた法律は撤廃となっていますが、伝統としては残っているそうです。