いろいろな雑学・タブー 「やってはダメ!」には理由がある ~交渉力・人脈力編~

できる大人の仕事での交渉力におけるタブー

高い声では相手を説得できない

第一印象で、相手に好意印象を残すためには、話の内容よりも、声の高さ(トーン)に注意したほうがいいでしょう。

アメリカの心理学者が話相手の印象を決める際、何を基準にしているかという割合を調べた結果、①「顔」の影響力55%②「音声」38% 言葉「7%」という成果が得られました。

話の内容がどんなに素晴らしくても、声のトーンが悪いと台無しになってしまう結果となりました。

言われてみれば、国民を説得する政治家で声の高い人は少ないですね。遊説で鍛えたハリのある低い声は、説得力を高める武器になります。

これを仕事の場面で応用しない手はないです。

難しい交渉事や、商談にのぞむ際には、男性の場合は、大きく・低く・よく通る声で話をしてみましょう。きっといい結果が待っていることでしょう。

ストレートに反対の意見を伝えない

社会人とくに営業マンにとって一番の禁句は「できません」という言葉でしょうね。お客様の要望に対して「できませんねー」「無理ですねー」といった言葉一つで、相手は契約・購買意欲が一瞬のうちになくなってしまうのではないでしょうか。

仕事の場だけではなく、大人の付き合いの中では、この「できません」「無理」は禁句であると覚えていたほうがいいでしょう。

それではどのように応対すればいいか、例えば誰かがプレジェクトを考案した際に、たとえ無理難題でも、「考え方は素晴らしい。でもそのプロジェクトにはコストがかかりますが、コスト計算までできていますか?」と問題点や課題を返せば誰も悪い気はしませんね。

さらに目上の人や、上司に対しても、無茶苦茶な課題を突きつけられて、ついついその場で反論したくなってしまいますよね。昔は私もそうでした。

そのときにも、一度は「なるほど」「わかりました」と受け入れておいて、あとで時間を少しおいて反論すればカドが立ちにくくなります。

私も年齢を重ねるに従い、この技?を習得し、いい結果が得られています!

相手の理解を深めたいのであれば早く話してはいけない

これはなんとなくわかりますね。

大勢を目の前にしてお話をするときは、極度の緊張に襲われます。
そうすると、ついつい早口になってしまい、せっかくいい内容で説明や演説をしていても、聞いている側は理解が追いつかず、結果何をしゃべっていたのかわからないままになるケースがたくさんあります。

しかし注意をしなければならないのは、ゆっくり話をして説得力が増すのは日本だけで、逆にアメリカでは、早口のほうが「知的、活動的」「説得力がある」と判断されるそうです。

日本では、説得力が増す、信頼感や落ち着きのある人と見られたいのであれば、アメリカ式よりも少しスピードダウンしたくらいの話し方をするのがベストですね。

営業マンがしゃべりすぎてはいけない

営業トークで、売りたい商品やサービスについてはまずはそのメリットを強調しますが、うまい話ばかりではかえって失敗します。

うまい話には、基本的に誰もが警戒心を覚えるからです。

それではどのように商品やサービスをセールスするか、それは「マイナス要素」を織り交ぜて話すことです。

このテクニックは人間心理のもろさをつき、警戒心を緩めることを目的に(詐欺まがいな商法は論外ですが)、話の信憑性を高める際に有効的な手段となります。

例えば、洋服などをコーディネートする際に、「あなたのイメージにピッタリで、長く着れるものなのでオススメです!」といいつつ「素材がいい分少しお値段が高いのが・・・」とマイナスイメージを織り込むと、「長く着れる分素材がいいのがわかるから、お値段が高いのも仕方のないことね」と以外にあさっり受け入れてくれるかもしれません。

「最近忙しくて・・・」と言ってはいけないタブー

仕事ができる有能な人は、普段から「忙しい」のは当然のことです。
ビジネスマンは、いつも忙しい=有能である、というイメージがありますね。なので、「来週打合せしたいのですが、ご予定は?」と聞かれたときに、予定表も見ず「空いてます!」と返事をしてしまうと、自分はヒマです=無能と言っているのとあまり変わりません。

逆に「最近忙しくて・・・」と返答してしまっても、多忙ぶりをアピールしているだけで、結果恥ずかしい思いをすることになるでしょう。

なので、打合せの約束をするときには、「確認します」と答え、スケジュール帳で一度確認をし、「空いているので大丈夫です」と答え、多忙で優秀な営業マンに見せる努力をしたほうが商談などはスムーズにすすむかと思われます。

やたら多忙ぶりをアピールすると、いずれ化けの皮がはがれるので、両刃の剣ではありますが、本当に有能な人は、忙しくても、それを感じさせない余裕を持ち合わせているものです。

できる大人の仕事での人脈づくりにおけるタブー

人脈づくりにおける5つの注意点・タブー

人脈作りに知っておきたいタブー5パターンを紹介します。

①八方美人な態度をとる
②人のプライバシーを暴露する
③金銭の貸し借りをする
④人の悪口を言う
⑤話題に品格がない

とくに⑤については、自慢話や下ネタはもってのほか、宗教や政治がらみの話題にも注意が必要です。

だからといって、天気の話だけという上っ面だけの話しかしないのも良くないですね。
話相手が興味のある話題を引き出し、適度に入れていくほうがいいかもしれません。

権力者ばかり見てはいけない

人のネットワークを広げるのに、上をばかり見て人脈をつくるのはダメですね。

とりわけ上との人脈は、仕事への結果として繋がりにくいことが多く、またよくはしごを外されたりします。

一方で現場の人間、下の人脈や横の人脈はいざという時に意外と結果に繋がりやすく、実際にものごとを動かしているのは現場なので、そのような人たちといい関係を保っていくことが後々役に立ってくるものであります。

また、他部署との横の繋がりからくる情報は、今の仕事と直接関係がないからと言って疎遠にせず、第三者目線の違ったものを得ることができる可能性もあるので、情報のパイプを太くしておいたほうがいいようです。

自分と同じタイプや意見が合うタイプとばかり付き合ってはいけない

周囲に自分と似たタイプが多いという人は、思わぬところで足をすくわれがちです。

そのようなグループは、一見仲が良さそうに見え、何も障害がなく途中まではプロジェクトを円滑にすすめることができます。当然ですね、反対する人がいないので。

なぜ「途中まで」かというと、例えばイケイケタイプの集団であれば、慎重派の意見、反論がなく進むので、議論を重ねない結果先走って勇み足をしてしまう。そんなメカニズムです。

逆に、根回しばかり、粗探しばかりしていて先に進まない慎重派ばかり固まってしまうと、机上の空論ばかりで物事が全然先に進まない事態に陥ります。

まずの己のタイプを判断した上で、自分の弱点を補えるような仲間を見つけることが、チームワークの基本となります。

人脈づくりにおける仲良しグループには要注意

前項と若干似ていますが、人間は気の合う一定以上の人数でグループをつくると群れたがりますね。気の合う仲間、同じようなタイプが集まり、同じような話題、例えば職場に対する不平不満や上司をバカにするような話題などで盛り上がりがちです。

人脈づくりにおいては無益であり、そこには何もうまれません。

さらに、職場の上司・先輩の目には単なる「使えない集団」としか映っていないことでしょう。

一方、あえて違う年代や違う立場の人との交流は、たとえ苦手であったも、うまく接することができれば、人脈づくりにおいては非常に有益なものとなり、新しい情報や違った視点から物事を考えることができるいい機会となります。

結果、人間・人脈の幅を広げることに繋がりますね。

人脈づくりだけの「ゴルフ」は失敗する

よく接待ゴルフたるものを耳にすることがありますが、そのゴルフの場は、上の人と顔見知りになるには絶好の場所であり、いい機会ですよね。

しかし、スポーツをやってきた人間にとっては、人脈づくりのために、上達する気もないのにただただ参加していることがわかってしまうと、いかにも下心が見え透いて、かえって印象を悪くしてしまいます。

せっかくの仕事以外での話ができるいい機会で、接待といえども同じ集まりに参加しているのに、やる気がないことが判明し、印象が悪くなってしまっては苦労が水の泡です。

そこで、どうせ集まりに参加するのであれば、ワインの試飲会やお茶会などがオススメです。
そういった趣味は地位の高い人がたしなんでいる可能性が高く、かつ社外のさまざまな業種の人たちとも交流できることもあります。

それだけにとどまらず、ワインやお茶の話であれば、その集まりに参加していない人に話をするときにも、イチ話題として”使え”ます。